以前紹介したラマチャンドラン博士「脳のなかの幽霊」の続編。
ラマチャンドラン博士の、神経科学(脳の研究)というものを、
一般の人たちにももっと身近に感じてもらえるようにしたいという
思いを強く感じる一冊。
一般のひと向けの講演内容を書き起こした本なので、内容も読みやすいだけでなく、
身体イメージ、共感覚、ミラーニューロン、芸術の普遍性、意識とは何かなど
とても興味深いトピックが取り上げられています。
『私がこたえをだすがだすまいが、
この面白い分野についてもっと知りたいという気持ちを起こすきっかけになったとすれば、
この講演の目的は十二分にはたされたことになります』
この面白い分野についてもっと知りたいという気持ちを起こすきっかけになったとすれば、
この講演の目的は十二分にはたされたことになります』
まさにその目的を十二分に果たした本だと思います。
この本を読み終えたとき、私たちが普段意識すらしなかった脳やその機能について
更に知りたいという気持ちが芽生えているでしょう。
更に知りたいという気持ちが芽生えているでしょう。
原著:
Vilayanur S. Ramachandran
Profile Books Ltd
2003-09-20