将棋の解説では「一手指した方がよく見える」という表現が時々出てきます。
勝負が伯仲していて、どちら有利か分からない時や、複雑な局面で使われる表現です。
棋士は一手に何十分も何時間も考えたりすることがありますが、それでも一手指してみてはじめて見える景色があるようです。
私達もゴールに向かって、日々悩んでいたり、迷っていたりしたりして、一向に前に進んでいる感じがしないということがあるでしょう。
そんな時に思いきって一手指して見る=一つ行動を起こしてみることで、今まで見えていなかったことが突然見えてきたり、新しい方法が見えてくることがあるはずです。
悩んでいるだけより、一歩踏み出してみるとスコトマが外れやすくなることがたくさんあります。
一歩踏み出してみる重要性について田島大輔が解説します。