今週末、元米国水泳オリンピックコーチのマーク・シューベルトが来日して
苫米地英人博士と一緒にセミナーをやります。
私も明日から3日間マークに同行します。
マークには今までも何回か会ったことがあるですが、
マークはよく、彼の教え子で前人未到の北京オリンピック水泳8冠を達成した
マイケル・フェルプスのことを話してくれました。
マークが来日するということで、ふと思い出し、
マイケル・フェルプスの自伝(No Limits: The Will to Succeed)を改めて読んでみたのですが、
そこにはゴール達成のためのヒントがたくさん詰まっていました。
私自身とても勉強になったので、マイケル・フェルプスの自伝から気付いた、
マインドの使い方のポイントを4回に分けてお伝えしようと思います。
第1回目は「コーチの役割」についてです。
マイケル・フェルプスは、最初から天才として現れたわけではありませんでした。
幼いころは、多動性障害(ADHD)があって、落ち着きがなくじっとしていられない子供でした。
学校の先生からは、この子は成功できないと思われていたし、
お医者さんにも、駄目な子だと思われて、
薬を出されていたそうです。
このように、マイケルは、できの悪い子として扱われていました。
まさか、オリンピックで金メダルを8個取るなど、誰も思わなかったのです。
転機は7歳のとき、お姉さんたちの影響で、
水泳を習い始めたことで訪れました。
マイケルの水泳コーチであるボブ・バウマンは、彼の水泳の才能に気付きました。
彼の体が、非常に水泳に向いているということを見抜いたのです。
そしてボブ・バウマンは、マイケルの成功を確信しました。
それからマイケルは一気に才能を開花させ、
15歳のときにはシドニーオリンピックで5位に入賞するまでになったのです。
ゴールを達成する上で、コーチの存在というのはとても大切です。
コーチの役割として一番大事なのが、
クライアントの成功を確信することです。
コーチがクライアントが持つゴールを確信できていなければ、
それは、言葉にしなくても伝わってしまいます。
そのため、クライアントもゴールを否定されているようなものですから、
エフィカシーが上がっていきません。
逆に、コーチがクライアントのゴール達成を確信していれば、
クライアントはエフィカシーが上がり、高い目標に向かっていくことができます。
コーチは技術も大事ですが、この確信がなければいけません。
コーチという仕事をしていない方でも、普段から他人のゴールを否定せずに、
確信することができていれば、それはコーチの役割を果たせていると言えます。
そうしたら、あなたの周りの人は、どんどん成長していくでしょう。
そしてこれは自分自身のマインドにも当てはまります。
自分のゴールを確信し、自分で自分のコーチになるということです。
その確信が強いほど、自分自身のゴールはどんどん近づいてきます。
自分に対しても、他人に対しても、常にゴールを確信するということを続ければ、
豊かな人生を生きることができるので、ぜひこのことを心がけてください。
(次回に続く)
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