私たちは誰かから怒られると、次からは怒られるのが嫌だから止めておこうと行動を制限することになります。
はじめは何か具体的な行動に対して怒られたとしても、それが一般化していくと、新しいことをやること=怒られることというようになり、新しいチャレンジをすることに臆病になっていきます。
私たちが怒るのは、たいていは個人に対してでしょう。親が怒るのは子どもが多いでしょうし、先生が怒るのも生徒個人であったり、上司は自分の部下に対してでしょう。
でも、その怒られた人は、その強く怒られたことを情動記憶として、自分を作り上げる材料にしていきます。
怒る対象を個人ではなく、抽象度を上げて、より大きなものに対して怒るようにしていくこともできます。
でも日頃から個人に対して怒ってばかりの人は、大きなものに対しては従順であったりもします。
そうすると、自分の抽象度も上がりにくく、自分のゴールも抽象度の低いままになってしまう可能性があるのです。
怒る対象の抽象度を上げることで、自分の本当のゴールも見えやすくなるかもしれないのです。抽象度を上げて怒るエモーションコントロールの方法について田島大輔が解説します。
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- 【 田島大輔の Weekly Online Coaching174】エモーションコントロール〜怒る抽象度を上げてみる