私達の身の回りの物は、何かしらの役割を果たすために作られています。そして、私達はその物をその本来持つ役割を果たすための使い方を無意識にしています。
例えば、鉛筆であったら、字を書くための役割があり、字を書くためにそれを使うでしょう。
しかし、その意図して作られた物であっても、それ以外の使い方だってできるはずです。
例えば、その物を使って遊ぶとしたらどうでしょうか。どんな使い方ができるでしょうか。
そんな使い方したら罰が当たりますと怒られてしまうものもあるかもしれませんが、思考実験なので考えてみるのは自由です。 子どもたちは無意識に身の回りの物を遊びの道具にしてしまいます。
しかし、大人になるにつれてそのような発想は乏しくなってしまいます。それは物に対する無意識のフレームができてしまっているからです。
身の回りの物を使って遊びを考えることによって無意識のフレームを外す方法について田島大輔が解説します。