オランダでの学校見学を終えた後、
ドイツのミュンヘンのクライアントに会いにいきました。
ドイツでクライアントと一緒にレストランに入ったのですが、
レストランでメニューをみたら全部ドイツ語で書いてあったので
何が書いてあるか全くわかりませんでした。
結局クライアントに読んでもらいどういう料理か説明を受けて想像したり、
ガイドブックに載っていた料理写真を思い出しながら注文をしました。
日本にいるときは、日本語でメニューが書いてあるので、
言葉を見ると自然とどんなメニューかの映像が浮かんできます。
そして、その映像にはこれはおいしいとかまずいとかいった情動が乗っています。
しかし、ドイツ語で書いてあるメニューに対しては、
私は全く映像を思い浮かべることもできませんでしたし、
それに対する情動もありませんでした。
ドイツ語のメニューを見ながら思ったのは、
われわれは映像や記憶が浮かばないものは選択できないということです。
記憶にあるものは、おいしい、まずい、といった判断ができるのですが、
記憶にないものは認識することすらできません。
このことに気付かないでいると、
ずっと過去の記憶を元にものごとを判断するようになってしまいます。
そうならないためには、映像も情動記憶もないものを
意識して選択していくことが必要です。
そうすれば、現状の延長線ではあり得ないような選択をして、
自分の可能性を広げることができます。
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