コーチングには、マインドの仕組みや使い方の理解を深め、実践しやすいように、学校の授業では習わないような概念がたくさん出てきます。
その一つに”エフィカシー(Self-Efficacy)”があります。日本語では自己効力感と訳されることが多いですが、コーチングでは「ゴールの達成能力の自己評価」のことを指します。コーチングの最も打重要な概念の一つです。
この”エフィカシー”という概念は、アルバート・バンデューラ博士(Albert Bandura)というアメリカの心理学者が提唱したものです。
バンデューラ博士は、2021年7月26日に享年95歳でお亡くなりなりました。
私達がエフィカシーという概念をコーチングで習うときは「ゴールの達成能力の自己評価」という定義ですが、もともとエフィカシーという概念はどういった意味で生まれたのでしょうか。何がそれまでにはない考え方だったのでしょうか。
是非、この機会にバンデューラ博士の論文や著作を探して読んでみてください。その概念の成り立ちを知ることで、エフィカシーについての理解が深まり、今までは知らなかったこととの関係性が生まれるかもしれません。