株式会社テトラヒドロン研究所の代表取締役 佐藤菜生所長が「女性が起業するメリット」について記事を書いていますので是非ご一読下さい。
私自身も女性がどんどん起業して社会で活躍して欲しいと思っていますし、
実際に様々なサポートをしています。
現在の既存の組織では女性が正当に評価されることは稀ですし、
女性の上級職への登用などの女性支援策は単なるパフォーマンスに過ぎないと
私自身も大企業にいた時に感じていました。
そもそも、日本の人口における男女比率は、
女性:男性=100:94.77(2011年)と女性の方が多いのです。
一方、国の行く末を決める国民の代表である国会議員に占める女性割合は
衆議院は7.9%(38名),参議院は18.2%(43名)(2014.12現在)
と先進国の中でも最低の数字となっています。
内閣府では男女共同参画局が
女性の活躍促進等についての政策を検討しているようですが、
その成果目標(平成32年)を見てみると
となっています。
これはおかしいと思います。
なぜ、目標が50%ではないのでしょうか?
人口比率から考えてもおかしいでしょう。
きっと現状の延長線上で出したゴール設定(数値目標)なのだと思います。
国に任せていてはダメです。
私達が現状の外にゴール設定して国を動かしていきましょう。
ほとんどの女性の方にとって、
起業することは、今は現状の外だと思いますが、
そのゴールが自分自身を動かすだけでなく、
国をも動かしていくと信じています。
世の中のコンフォートゾーンを一緒に変えていきましょう。
田島大輔
<参考>
『男女比』年次統計
http://nenji-toukei.com/n/kiji/10007/%E7%94%B7%E5%A5%B3%E6%AF%94
『男女共同参画社会の形成の状況』内閣府男女共同参画局
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/gaiyou/html/honpen/b1_s01.html
『第3次男女共同参画基本計画における成果目標の動向』内閣府男女共同参画局
http://www.gender.go.jp/about_danjo/seika_shihyo/pdf/numerical_targets.pdf
『指導的地位に占める女性の割合』nippon.com
http://www.nippon.com/ja/features/h00066/