ゴールを設定する時には、抽象度の高いゴールを設定することが重要です。
抽象度の低いゴールでは、物事を観る視点も低くなり、仮にゴールを設定したとしても今の現状とはあまり変わらない状態に留まってしまう可能性があります。
それでは、抽象度の高いゴールを設定する際にはどのような点に注意が必要でしょうか。
抽象度の高いゴールを抽象度の高い言葉で表現すると、それが一体何を目指しているのかが曖昧になってしまうことがあります。
また、他の人とゴールを共有するのも難しくなります。それは、その言葉が意味することが人によって解釈が異なってしまうことがあるからです。
それでは、「世界の○○をゼロにする」という表現はどうでしょうか。○○という部分が明確に定義できるのであれば、○○をゼロにする、○○を無くすというのは抽象度が高い状態のまま曖昧さを無くせる可能性があります。
しかし、○○自体を定義するのは簡単ではないかもしれません。でも、○○を考えたり、調べたりすることを放棄していると、いつまで経っても自分のスコトマは外れない可能性があります。
この世界からどんなものをゼロしたいですか？
まずはそれを言葉で表現してみましょう。言葉にしてみると以外にしっくりこないこともあるかもしれません。それがゴールを考える上での出発点となります。
「世界の○○をゼロにする」ということを考えることで、自分のゴールを明確にする方法について田島大輔が解説します。
